あらすじ
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短編のお話が連載版の第一話〜三話になります。短編読まれた方は四話からどうぞ。
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処刑台の夢で目覚めた第三皇子ヴィルヘルム。
三年後、彼は「浪費と軍費横領」の罪で、母と妹もろとも処刑される悪役皇子だった。だが前世の彼は、数々の修羅場を渡り歩いた経理屋。
破滅を避けるため、まずは自分の皇子宮の帳簿を開く。水増し請求、架空経費、偽造された承認印。請求書と納品物と帳簿を突き合わせた先に、帝国の軍需費を食い物にする黒幕の尻尾が見えてくる。
本人はただ、母と妹を守って静かに引き籠りたいだけ。けれど無駄を削るたびに宮廷の不正が暴かれていく。
やがて宮廷は、彼をこう噂する。
「第三皇子こそ、帝国を裏から操る本当の黒幕ではないか」と。
これは、引き籠りたいだけの第三皇子が、帳簿で処刑ルートをひっくり返す、経理無双×勘違い宮廷ファンタジー。