あらすじ
クラスのカースト最下位の俺──模不(モブ)と、頂点に君臨するイケメンいじめっ子の城ヶ崎。異世界召喚に巻き込まれた時、誰もが城ヶ崎が主役(勇者)になると思った。城ヶ崎本人も、取り巻きたちも、そして——俺自身ですら、そう思った。だが、異世界の『鑑定水晶』が選んだのは、床に這いつくばっていた俺の方だった。国王から「このおまけ(いじめっ子)どもはどうしますか?」と聞かれた俺は、冷え切った目で彼らを見下ろす。助けを求める城ヶ崎たちに、俺が告げた最後の言葉とは……。勘違いから始まる、立場完全逆転の異世界ファンタジー。