あらすじ

ドルの時代は終わった。 世界の基軸通貨をめぐり、国家と市場のあいだで、銃声のない戦争が始まる。 かつて市場を読むAI「リフレックス」とともに、栄光と破滅を経験した三津川響。南の島で静かに暮らしていた彼は、怜から届いた一本の連絡をきっかけに日本へ戻る。 待っていたのは、人間の欲望も恐怖も、抵抗さえも予測し、世界の選択を一つの方向へ束ねていく国家AI「GAIA」だった。 巨大な知性に、さらに大きな知性で挑んではならない。 誰も中心に立たず、声を揃えず、それぞれが自分の小さな選択をする。名もなき点は、やがて機械にも読めない絵になる。 金融、国家、AI、そして「自分で決める」ことの意味を描く、『点描画』第二部。

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カクヨム
カクヨム2026/07/29
  • 現在の作品点描画 第二部 プロメテウスの遺言