あらすじ
【カドコミ漫画原作コンテスト】応募作
主人公のヒイロ・ソウマは恋人を殺され、故郷を灰にされた。
その復讐のために17歳ながら志願兵となる。
優秀な成績で訓練所を卒業したヒイロが配属されたのは最前線の部隊だった。
そこで彼は殺された恋人に瓜二つな美少女シータに出会う。
彼女は軍用に開発された戦術システムAIアンドロイドだった。
アンドロイドながら兵士に寄り添うように作られた彼女に、
ヒイロはどうしても死んだ恋人の面影を重ねてしまう。
だがシータと同じロットで製造された10体は『死神の花嫁』と呼ばれ、
過去に7つもの部隊が全滅の憂き目にあっていた。
そんなヒイロの部隊に下された命令は、過酷とも言える任務だった。
「なぜこんな任務が一小隊に?」「シータ型の部隊はなぜ全滅したのか?」
様々な疑問と疑惑の中、ヒイロは復讐心を胸に抱き、戦い続ける。
※シナリオ形式となっています。
登場人物名「***」…発言、会話など
登場人物名M(***)…心の声、モノローグなど
全角空欄3マス空け…ト書き
【***】…場面展開
【舞台背景】
世界は自由連合軍と新社会軍の二つに分かれて戦っている。
その勢力圏の中間であるFL地区では、両軍の最前線となっている。
FL地区は元は一つの国家だったが、今はその3分の1が新社会軍に占領されている。
【世界観】
現代世界に似ている別世界。科学技術のレベルも同等。
銃器などは現代社会とほぼ同じだが、ドローンがかなり進歩しており、人型アンドロイドも存在する。
なお国際法で「無人機による人を介さない自動的な人間への攻撃は禁止」とされている。
(無人機を人間が操作して攻撃するのか可)
そんな中で部隊の戦術ネットワークの中核をなすアンドロイドが、各部隊に配備されている。
兵士たちは情報が表示されるバイザー、ヘッドフォン、マイクなどが装備されたヘルメットを身に着け、戦場での連絡や情報のやり取りが可能となっている。
その戦術ネットワークのHUBがAIアンドロイドで、中央のデータセンターと戦術データをやり取りし、司令部の命令を部隊や兵士に伝える通信兵の役割を担っている。
【登場人物】
主人公:
ヒイロ・ソウマ(相馬 陽射呂)17歳
NS軍 第4海兵師団 第8海兵連隊 第4ライフル中隊 第2ライフル小隊所属
FL1出身の少年兵。二等兵、上等兵、伍長とかなり早いペースで昇進していく。
大人しいが胸には激しい闘志を燃やしている。頭の回転は速く、機械や電気に強い。
狙撃が得意なので小隊では「マークスマン」の役目を負っている。
生まれ故郷はCE軍に占領されており、その際に恋人を輪姦された上で殺され、強い復讐心を持っている。
渾名は「ヒーロー」
シータMarkⅢ F308
ネットワーク型自走式部隊支援機。階級は統一的に一等軍曹。
容姿はプラチナ・ブロンドに琥珀色の瞳。
美少女型AIアンドロイド。彼女たちは「敵兵の殺傷」は許されていない。
通信兵としての役割と戦術支援ハブ・システムの役割を持っている。
Communications HUB Module(CHM)と呼ばれる。
なおシータF300シリーズの部隊は過去7部隊が全滅しており、「死神の花嫁(The Grim Reaper's Wife)」と影で言われている。
ヒイロの恋人に瓜二つである。
スズネ・ミナカワ(美奈川 鈴音)
ヒイロの幼馴染にして恋人。結婚を約束していた。
だが突然、彼らの村に押し入って来た敵兵に拉致され、輪姦された上に殺された。
死体は無造作に竹藪に捨てられていた。
ウィリアム・アンダーソン少尉(29歳)
冷静沈着な小隊長。長身で金髪碧眼。
部下想いな善人。一般大学を卒業後、軍士官学校に入ったエリート。
第2ライフル小隊の小隊長で配下にA分隊とB分隊がいたが、A分隊は全滅した。
ユウサク・オダワラ曹長(35歳)
物静かで経験豊富な強面の分隊長。
戦闘には馬鹿っ強い古参兵。
任務や規律に厳しいが、実はかなり優しく隊員から信頼されている。
通常アルファチームのリーダー。
パトリシア・メイヤー三等軍曹(26歳)
力自慢で美人な女性兵士。言葉遣いは悪いが面倒見がいい。
通常ブラボォチームのリーダー。
ハヤト・ニシジマ伍長(25歳)
陽気な明るい先輩兵士。
新人の面倒見もいい。分隊支援火器担当
リュウ・チェン伍長(27歳)
親切なアドバイスをくれる先輩兵士。
東洋人。誰にでも公平に接する。対戦車兵器担当。
カルロス・ガルシア上等兵(20歳)
陽気で女好き派手好きな先輩兵士。
分隊支援火器担当
ユリカ・ヨシノ一等兵(17歳)
大人しい感じの女子だが、敵に対して強い復讐心を持っている。
戦闘となると狂ったように戦う事から、ついた渾名が「ミス・バーサーカー」
小柄でおかっぱ頭。
ビル・コールマン上等兵(21歳)
筋骨隆々の黒人。射撃は下手だが力自慢。
アキラ・フクチ一等兵(26歳)
威張る割りに腰抜けで自分だけは助かろうとするタイプ。
ヒイロが活躍しているのが気に入らない。
ウィルター・ミラー一等兵(18歳)
人懐こい気のいい白人青年。
マサヒロ・シモヤマ二等兵(18歳)
ちょっと中二病がかっているが、ごく普通の青年。
主人公と一緒に赴任するが、別部隊で一度戦争を経験している。
ジョージ・ボークマン大尉(中隊長)
黒人の太った堂々とした体躯の男。メガネをかけている。
知的なインテリ将校。
マーカム・ゲイツ大佐
参謀本部付きで軍上層部の人間。
作戦立案などに参加している。