あらすじ
42歳の外科医・高瀬真一は、事故により命を落とした。
次に目覚めた時、彼は紀元前58年の古代ローマにいた。
身体は、熱病で死にかけていた騎士階級の青年ルキウス・アエリウス。
そこは細菌も抗生物質も知られていない時代。
兵士たちは敵よりも、汚れた水や感染症で死んでいく。
主人公が持つ武器は、剣でも魔法でもない。
手洗い。
煮沸。
排膿。
傷の洗浄。
患者隔離。
兵站管理。
統計分析。
MBA式の組織改革。
現代医療とデータ分析の知識を使い、主人公はカエサル軍を内側から改革していく。
一人の患者を救っただけだったはずの治療は、やがて軍団を変え、戦争を変え、ローマの未来を変えていく。
だが彼はやがて気づく。
人を救う知識は、軍を強くする。
軍を強くする知識は、より多くの戦争を可能にする。
医師として命を救いたいのか。
幕僚としてカエサルに勝利を与えるのか。
これは、ユリウス・カエサルの隣で歴史を動かした転生軍医参謀が、医療・統計・兵站で古代ローマを変えていく物語。
※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に重複掲載しています。
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