あらすじ
伯爵令嬢のリリーローズにはアルベルトという婚約者がいる。
けれどアルベルトはリリーローズよりも、最近になって再会したという彼の病弱な幼なじみ、エミリーばかりを事あるごとに優先してしまう。
今回のお茶会を断られた理由もこれだ。
リリーローズはそんな時は決まって、自身の幼なじみである美しい少年、ユリウスのもとを訪れる。
ユリウスも病弱で家にいることが多いが、彼はリリーローズが尋ねると、嬉しそうに彼女の作ったお菓子を食べ、彼女の話をたくさん聞いてくれる。そして、励ましてくれるのだ。
「婚約者の君が遠慮する必要なんてない。今度は彼を、観劇にさそってみたらどうかな? きっと喜んでくれるよ」
リリーローズはユリウスの言葉に勇気をもらい、思い切ってアルベルトをオペラに誘う。すると、彼からも是非、という返事が。
当日、胸を高鳴らせて劇場へと向かったリリーローズだが、そこにはアルベルトと、なぜか彼の幼なじみであるエミリーも来ていた……
リリーローズは自身の未来をどう決断する?
アルベルトとエミリーはそもそもなぜ再会した?
ユリウスは本当に、リリーローズとアルベルトの幸せを願っていたのか?
真相を是非、お楽しみ下さい。
※こちらは小説家になろう様にも掲載しております