あらすじ
冒険者として世界一の戦士を目指すアザークは、尊敬する師匠グライム、恋人セツナ、幼馴染のサムサと共にS級パーティーで活躍していた。
「俺が命を懸けて守ってやる! 強くなったら俺の屍を越えていけ!」
そんな熱い言葉を信じ、仲間との絆を胸に最上級クエスト『伝説の聖剣エクスカリバー』へ挑んだアザーク。しかし、待ち受けていた邪龍は想像を絶する強敵だった。
全滅寸前の絶体絶命――その時、まさかの師匠が叫ぶ。
「スマン! お前が囮になってくれ!」
恋人も幼馴染も連れて、一目散に逃げていく師匠。取り残されたアザークは邪龍に喰われ、無惨な最期を迎えてしまう。
……はずだった。
目を覚ますと、そこにいたのは褐色の肌に灰色の髪、赤い瞳を持つ俺様気質のダークエルフ・ジーク。失われた肉体を禁断の死霊術で再生させた張本人であり、伝説級のネクロマンサーだった。
「これからは俺様のために誠心誠意尽くして生きろ」
助けてもらった覚えもないのに、一方的に眷属扱いされた挙げ句、「盗まれた俺様のエクスカリバーを探せ」と命じられるアザーク。
裏切った元仲間への復讐か、それとも最強ネクロマンサーの下僕人生か。
死んでようやく始まった第二の人生は、傍若無人で底知れない実力を持つイケオジ・ダークエルフに振り回される波乱万丈の日々だった!