あらすじ
【あらすじ】
中学卒業から十年。
出版社で働く明咲は、歌舞伎町のホストクラブで、初恋の人・朔夜と再会する。野球少年だった彼は、ある出来事をきっかけに高校を辞め、歌舞伎町のホストとして夜の街で生きていた。
「私があの時、もっと早く気づいていたら――」
朔夜の人生が変わったことに責任を感じていた明咲は、彼を昼の世界へ連れ戻そうとする。しかし、朔夜にとってホストという仕事は、自分を救ってくれた大切な居場所だった。
過去への罪悪感から始まった二人の再会は、やがて「今」の朔夜への恋へと変わっていく。
昼と夜。過去と現在。高くて大きな壁が二人の間に立ちはだかる。
これは、再会を果たした初恋の相手と、かつてとは違う形で恋をしていく物語。
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【登場人物】
野中 明咲(のなか あさ)
出版社に勤める主人公。
朔夜と数年ぶりに再会し、彼の現在を知ろうとするうちに、過去とは違う感情を抱き始める。
立川 朔夜(たちかわ さくや)
歌舞伎町のホストクラブで働くホスト『月〈ルナ〉』としての顔を持つ。
かつては野球に打ち込む少年だったが、あることをきっかけに夜の世界で生きるように。
川西 翔吾(かわにし しょうご)
明咲の職場の上司。明るくて社員から人気がある。明咲の相談に乗ってくれる。
彗(すい)
朔夜と同じホストクラブで働く後輩。