あらすじ
-あらすじ-
新しい1LDKのアパートで暮らす、ピンクのうさぎ・でっぱと、四十代カップルのひじりとゆい。
三人は毎朝、なぜか一緒にコロコロで床を掃除する。
温厚で面倒見のいいでっぱは、困っている二人をよく助ける。ただし、お礼は五円か五十円。どちらになるかは、でっぱだけが知っている「ご縁」の大きさで決まるらしい。
食べたり、寝たり、貯金を数えたり。
大きな事件は何も起きない、三人のゆるい日常短編集。
-主な登場人物-
でっぱ
ピンク色のうさぎ。
少し短い耳、黒いまん丸の目、ピンクの丸いほっぺ、少しだけ出た白い前歯が特徴。おなかには大きな白い丸があり、白いしっぽもついている。
温厚で面倒見がいいが、少しだけ毒舌。
手伝いのあとには、五円か五十円の「ご縁代」を求める。もらった硬貨はきちんと貯めている。
自分のことを「でっぱ」と呼ぶ。
ひじり
でっぱとゆいと暮らす四十代の男性。
金髪が混じった茶髪のウルフ風の髪型で、年齢より少し若く見える。
おだやかで、でっぱにはかなり甘い。でっぱが五円を求めても、五十円を渡そうとすることがある。
家の中で探し物をしていることが多い。
ゆい
でっぱとひじりと暮らす四十代の女性。
長い髪を束ねている。
明るくしっかりしていて、でっぱの小さな商売や言い訳をよく見抜く。でっぱをよくいじるが、きちんとかわいがっている。
ひじりとでっぱが一緒になって何かを始めたときは、だいたい少し離れた場所から見ている。