あらすじ
音は、鳴り終わった瞬間に消える。
それでも、人はかつて聴いた音を忘れない。
高校の軽音部には、誰にも知られない音が溢れていた。
放課後の部室。
壁に貼られた古いライブフライヤー。
擦り切れたCDと、何度も聴いた音源。
文化祭の数分間のために重ねる、終わらない練習。
桜の季節に出会った四人は、同じ音を鳴らし始める。
四季、四輪の花、四枚の円盤。
出会い、すれ違い、別れ。
それでも、あの日鳴らした音は消えない。
これは、青春と音楽が残した残響の物語。
※更新形式について
本作は、四人の登場人物それぞれの視点から描く群像劇です。
各章は同一の時間軸を異なる視点で追い、イントロ、1番サビ、Cメロ、ラスサビの構成で進行します。
執筆状況に応じて各視点を並行して更新する場合があります。
※本作は、カクヨム甲子園合宿お題「栞」企画提出用として、一度完結設定にしています。
四つの視点が重なった後、必要に応じて加筆・修正を行う場合があります。