あらすじ

N県S市、桜坂団地。2015年8月、主婦・佐伯美咲(35)が忽然と姿を消した。 警察は「本人の意思による家出」として捜査を縮小。事件は九年間、ほとんど誰にも忘れられていた。 だが取材を進めるうち、複数の証言者の口から、独立して同じ言葉が漏れることに気づく。 ――「504号室」。 団地の公式記録に、そんな部屋は存在しない。503号室の隣は、すぐ505号室のはずだ。 なのに、なぜ誰もが知っているのか。 これは実際にあった事件の記録である――そう錯覚するほどの、モキュメンタリー形式の心理ホラー。 超常現象か、人間の狂気か。最後まで、誰も断定できない。

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カクヨム
カクヨム2026/07/28
  • 現在の作品欠番  ―桜坂団地失踪事件の記録―