あらすじ
高校二年生の新島真由子は、ある夏の日の授業中、不思議な祭囃子を耳にする。
周囲には誰にも聞こえておらず、最初は聞き間違いだと思っていた。しかし、その祭囃子は日を追うごとに鮮明になり、歌詞も少しずつ増えていく。白い狐に導かれ、「神の庭」へ誘う不気味な唄――。
やがて真由子は授業中や眠りの中で異様な祭りの光景を見るようになる。
親友・片桐由香と共に神社や図書館を巡って調べた末、神主から告げられたのは、
「その歌は、まだ終わっていない」
歌の続きを最後まで聞いた時、どうなるのか――それは誰にも分からない。