あらすじ
俺——鈴木良太は、通勤途中、乗り換え駅の構内で、倒れた。
百科事典みたいに膨れ上がったビジネスバッグの取手を、その中身が命よりも大事であるかのように、握ったまま、そんなことはないのに。
目覚めた俺は、駅長室で保護されていた。
その日、大事な商談があったのを思い出した俺は、興奮気味に、いや襲いかかるように、駅長に詰め寄るのだが……
彼が俺にかけた言葉は、とっても、優しかった。
いや、優しいというよりも、ごもっとも、だった。
だから、俺も、ごもっとも、なことを、ごもっとも、を見失ってる誰かに、示せるような存在でありたいと、思うのだった。
その実践の最初の場は、マッチングアプリ、だった。
合掌🙏