あらすじ
「アイリスのごはんは最強のバフ!」
魔王討伐の旅に出たはずの幼馴染が、転移魔法を使って一日二回、私の家に朝ごはんと晩ごはんを食べに帰ってくる。
私、アイリスのギフトは《不運の加護》。転ぶ、焦げる、針は折れる。ありがたみゼロのクソギフト。
対する幼馴染のレオンは、女神に選ばれた勇者様――のはずが、中身は昔から変わらない、しっぽを振る大型犬だ。
「魔物を倒すのに魔力を使いなさい」
「やだ。アイリスに会うのに使う」
大丈夫なの、この国。
けれど日を追うごとに、彼の体には傷が増えていく。
――もしかして、私の不運が、レオンにうつったんじゃないの?
悩んだ末、私は彼に告げた。「旅が終わるまで、もう来ないで」と。
誰も知らなかった、《不運の加護》の本当の意味。
わんこ系幼馴染×不運系令嬢の、両片想いラブコメ。読み切り完結。