あらすじ
全ては、良い将来のためだった。
偏差値70を超える進学校に通う高校三年生の根澤流々花は、段々と授業についていけなくなり、落ちこぼれるように。
勉強が人生の全てであった彼女だったが、段々と塾三昧の受験生活に嫌気がさしてきてしまう。
そんな塾の帰り道、「勉強だけじゃ良い人生は送れない」と語る元東大生の話を耳にしてしまい、自分のしてきたこと、ひいては自分の人生そのものに疑問を抱いてしまった。
生きる意味を見失ってしまった彼女は線路に飛び降り自殺を試みるも、気がつくと知らない場所に。三人の青少年が、彼女を起こしてくれたようで……
これは、居場所をなくし、生きる意味を失った高校生達が織りなす、「ありのまま」な群像劇。