あらすじ
「鑑定スキルしか使えない無能は、我が勇者パーティーに不要だ!」
戦闘スキルを持たないという理由だけで、SSSランクパーティーからゴミのように生ゴミ扱いで追放された鑑定士のロア。
傷心のまま、辺境にあるボロい実家に数年ぶりに帰省することに。
しかし、彼は知らなかった。
自分の家系が、かつて世界を創った『始祖の神族』の末裔だったということを――。
暇つぶしに実家の庭に生えている「ただの雑草」を鑑定してみると……
【神話級レア:万病を癒やし全ステータスを永続的にカンストさせる神薬草】
「は? ただの雑草が……?」
さらに、井戸の水を鑑定すれば【聖なる神水(飲むだけで魔力無限)】。
物置のクワを鑑定すれば【神殺しの聖鎌(触れるだけで一撃必殺)】。
ただの実家ライフを楽しみたいロアは、自覚がないまま雑草のお茶を飲み、庭の手入れをするだけで世界最強の存在へとなっていく。
一方、ロアという「超高性能の目」を失った勇者パーティーは、敵の呪い装備やトラップを見抜けず、またたく間に破滅へと突き進んでいた。
「頼むロア、戻ってきてくれ! お前がいないとダンジョンが攻略できないんだ!」
「え? 今さら戻れって言われても、庭の草むしりで忙しいので無理です」
これは、底辺から一瞬で神の領域に達した少年が、自覚ゼロのまま無双し、自分を捨てた者たちを徹底的に見捨てて幸せになる、超高速・実家スローライフファンタジー!