あらすじ
ブラック企業に勤める天羽恵は、今月6度目の三徹から解放されてやっと家に帰ってきていた。
食事を取ることも風呂にも入ることなくベッドに倒れ込み死んだように眠りについた天羽が目を覚ますと、そこは見渡す限りの白い空間だった。
目の前にはアロハシャツにアフロの陽気なオッサンが。
天羽へ異世界転移を提案するアロハシャツの自称神様は、特典に選んだスキルを一つと、ダーツで刺さったスキルを一つくれると言う。
転移後ダーツで刺さったスキル“ガチャ”を早速回す天羽の元に現れたのは、物腰柔らかな老執事だった!?
ブラック企業の反動から自堕落のんびりライフを所望する天羽に老執事は
「かしこまりました天羽様。私《わたくし》の持てる全てを使って最上級の自堕落をご提供させていただきます」
小腹が空けばパンの耳が、喉が乾けば井戸水が、眠気を感じれば薄い布団が何も言わずに用意される。
「たまにはパンの耳以外の物が食べたいな」
「申し訳ありません。天羽様の財力ではこれが限界でございます」
我慢してパンの耳を齧るか。我慢して働くか二つに一つ。
自堕落スローライフの明日はどっちだ?!