あらすじ
アルト・ノーツは「出来損ない」と呼ばれる嫌われ者の養子だった。
騎士になる資格すらないと言われた彼が唯一受け継いだもの。
それは、父が遺した一体の古びた騎士――廃騎士だった。
誰にも動かせない。誰にも価値を認められない。
そんな壊れかけの騎士機を動かせるのは、なぜかアルトだけ。
昼は落ちこぼれの少年。
夜は、父の遺志を継ぐ名もなき騎士。
精霊と共に眠っていた力を呼び覚まし、アルトは誰にも知られぬまま辺境を守る戦いへ身を投じていく。
これは、見捨てられた廃騎士と、認められなかった少年が世界最強へ至る物語。
そして――
その戦いを、ただ一人だけ見届ける少女がいた。