あらすじ

私立月乃宮女学院の「王子様」九条透は、誰にでも優しい。 ただ一人、文芸部員の加藤文佳を除いて―― 入学以来、なぜか透に嫌われている文佳は、文化祭公演の脚本を任される。主演は、よりにもよってその透だった。 恋を知らない文佳の初稿を読んだ透は、登場人物が誰かを特別に想う気持ちが書けていないと指摘をする。 「――だったら、私と恋人の練習をすればいい」 放課後の演劇準備室で手を繋ぎ、名前を呼び、見つめ合う二人。 すべては脚本と演技のため――のはずなのに。 私を嫌っているはずの王子様は、どうして私に触れるたび、そんな表情をするのだろう。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/26
  • 現在の作品私を嫌っているはずの学園の王子様が、放課後だけ「恋人の練習」をしてくる