あらすじ

中学2年の夏休み、学校の代表5人のうちの1人に選ばれた志鳥(しとり)は、他校との交流会に参加することになる。  だが他の優秀な4人と比べて、なぜ自分が選ばれたかわからないでいた。  そんな5人が連れて来られた場所は、白い翼を持つ『天使』が通う併行世界の学園で、実力のない生徒は『堕天使』として区別されていた。 『堕天使』は翼も黒く、落ちこぼれとして扱われていたが、そのさらに下とされる『悪魔』は、授業に参加することもなく飼育係に。  そんな『堕天使』や『悪魔』の実力を測るゲームに『救済者』として参加することになった志鳥たち。 『堕天使』は武器を使い『救済者』を攻撃することで『天使』と認められる。ただし逆に攻撃を受けてしまえば『悪魔』に堕とされる。 『救済者』も、攻撃を受けることでゲーム上『悪魔』となってしまうが『悪魔に攻撃は効かない』というメリットもあった。  そんな中、昨年このゲームに参加した兄の敗戦をバカにされた文(あや)は、つい『兄はわざと負けたのだ』と口走ってしまう。それが事実なら『実力のない堕天使が天使として扱われていた』ことになる……あってはならない事態だと、上級天使ルシエルは新たなルールを追加する。 『堕天使を最低1人悪魔堕ちさせること』『悪魔ではない状態でゲームを終えること』これらを達成できなかった場合、学園に残り番犬の飼育係を担当するよう言い渡す。  他の4人と比べてなんの強みもないと感じている志鳥は、自ら悪魔となり、ゲームを有利に進める。  そうして迎えたタイムアップ間近、悪魔状態から抜け出せずにいた学園サイドの参加者ヘルに肩入れした志鳥は、ヘルと共に、参加者ではなくルールを追加してきたルシエルを攻撃することに。  ゲーム上、無効扱いとなるものの、攻撃できた事実は残り、志鳥たちは無事、帰ることを許される。  自身には強みがないと思っていた志鳥だったが、志鳥を代表に選出したミカエルは、志鳥の『どんな立場の人にも寄り添える優しさ』を見抜いていたのだった。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/24
  • 現在の作品堕天使ゲーム~悪魔と救済者~