あらすじ
紀元前8世紀末期
ユーラシアの東方・中華圏では…
東周 平王の治世。
覇道を歩む
北方・冀州 晋、南方・荊州 楚
西方・雍州 秦
東方・揚州句呉(こうご)国と青州・姜斉。
中原諸候・ 鄭、魯、衛、宋は継承問題によって内紛が勃発し同氏族で潰し合いを繰り返す。
さらに東周王室も承問題で内紛が起きます。東周王の権威形骸化が一層進行する。
「中原より信義が失われていく…」
中華圏中央守護霊獣・黄龍と麒麟はそのあり様を凝視する。
紀元前7世紀初頭
一方・黄河上流域を越えて…
はるかユーラシア西方では…
白龍より聖山テンギルトゥ(天山山脈)の麓アルティシャール(タリム盆地)に点在するオアシス都市クロクナとホータンとの交流と融和を使命とした白龍の隊商。
その隊商に、晋・曲沃の御用商人・周氏、密偵パトウと部下が加わる。
晋・曲沃分家当主・称(しょう)の野望は、河西回廊・ヒスとラピスラズリ市場へと伸びていく。
梁宗家当主、雍州梁氏の若旦那、白龍隴西本観・桃白そして沢の冒険が始まる…
そんな彼らを中華圏西方の守護霊獣・白龍と白虎が見守っている。
しかし一方で、半神アスラが白龍の隊商を憤怒の形相で見つめる…
天界と人界、オリエント世界と中華圏、ゾロアスターの教えとヒンディーの思想そして五行思想。異なる文明と親交が、聖山テンギルトゥ(天山山脈)で交わり始めた…