あらすじ
国のためを思って、自分にも他人にも厳しく生きてきた公爵令嬢ヴィクトリア。
その正しさゆえに、社交界でついた呼び名は「鋼鉄の悪役令嬢」。
婚約者のユリウス王子は言いました。
「お前は面白みがない。わたしは真実の愛を見つけた!」
――ピコーン♪
その夜から、彼女の前でつかれた嘘は、すべて現実になるのです。
「扇で頬を打たれましたの」→ バチーン!(本人に)
「ドレスを引き裂かれて…」→ ビリッ!(本人が)
「階段から突き落とされ…」→ ごろごろごろ(本人が)
生まれてから一度も嘘をついたことのない令嬢に、真実の女神さまがくれた祝福『ヴェリタスの鐘』。
断罪の夜会は大崩壊。それでも意地で婚約破棄を強行した王子を待っていたのは、
自分の嘘で自分の首を絞めていく、豪快な自滅劇。