あらすじ
少年の名はマルス。
彼は魔族の王子と人族の姫、長年争いを続けていた二つの種族を血を引く者として、平和の象徴とされていた。
しかし、ある時彼の両親が流行病で立て続けに亡くなってしまう。
そしてマルスは、魔族と人族、未だ互いを憎む者達から悪意を向けられ始める。人族でも魔族でもない半端な存在。
いつしかマルスは『貧弱魔王』と揶揄される。
両親の死、そして大量の悪意を向けられたマルスは心を病んでしまう。
自然豊かな大地で療養することになったマルス。
彼の側には二人の従者がいた。
巨乳をこよなく憎み、頓珍漢なことばかりしでかす鬼人のキリコと誰もが二度見する豊満な肉体を持つ真面目な牛人のミノリ。
そんな二人と共に過ごすマルスの日常は事件が絶えず非常に騒がしいものだった。それはとても休めたものではなかったが、つらいことも忘れてしまう、のかも知れない。
果たしてマルスはいつの日か立派な王となれるのか。
運命に翻弄された少年と彼を慕う二人の従者、三人が紡ぐ日常録ここに開幕。