あらすじ

古びた商店街の外れに佇む、塩むすび専門店。店主の米田ヨネは、八十八歳の今も、炊きたての白米と天日塩だけで、ひとつひとつ丁寧におにぎりを握っている。 ある夕暮れ、黒いジャケットにサングラス姿の男が店を訪れた。 「塩むすび一つと、たらこを一つ」 具入りのおにぎりなど置いていない店で、男が口にした奇妙な注文。それは、ヨネが長年続けてきた裏の仕事への合図だった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/26
  • 現在の作品塩むすび 〜握りに捧げた女の一生〜米田ヨネ(88歳・米寿)