あらすじ

父王を殺したのは、敵国の英雄だった。 魔法大国アステリア王国の若き女王ラウラは、即位直後に父王を討った敵国最強の宿将『灰狼』マティアスを処刑しようとしていた。 だが、真実だけを見抜く真偽眼《トゥルー・ヴィジョン》が映したのは、殺意ではなく深い悲しみ。 そして彼は、自らの死ですべてを終わらせようとしていた。 「理由を知れば、余計な血が流れます。私一人の首で終わるなら、それで十分でしょう」 処刑を取りやめ、敵国の英雄を自らの剣に迎えたその日から、王城では新たな暗殺が始まる。 攻撃魔法の適性を持たない女王を狙う者は誰なのか。 父王は何を守ろうとして命を落としたのか。そして、なぜ敵国の英雄だけが、その真実を知っているのか。 「敵だろうと、死なせたくない者は死なせない」 真実を見抜く若き女王と、人生のすべてを戦場に捧げた敵国の英雄。
二人が辿る先には、王国の命運を左右する陰謀が待ち受けていた。

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カクヨム
カクヨム2026/07/26
  • 現在の作品灰狼と真偽眼の女王──誰も信じられない女王が唯一手にした剣は、父王を殺した敵国の司令官だった。