あらすじ
『RE:GENESIS ~廃都を駆ける遺跡狩人~』
あらすじ
文明が崩壊して三百年。
人類は巨大な防壁都市で細々と暮らし、危険な廃都市や地下遺跡に眠る旧文明の遺物を回収して生活していた。遺跡には暴走した戦闘兵器や異形の生物が徘徊し、命懸けで探索を行う「遺跡狩人(レリックハンター)」だけが、そこへ足を踏み入れることを許されていた。
十五歳の少年、黒鋼アラタは、秘密研究機関で育てられた脱走者だった。
幼い頃から戦闘、サバイバル、バトルドレス操縦、ESP能力の訓練を受けてきたものの、機関では「落ちこぼれ」と呼ばれる存在だった。
七つのESP能力を持ちながらも出力は低く不安定。
戦闘成績も優秀とは言えず、機関からは「失敗作」と見なされ、不要になれば処分される運命にあった。
そんなある日、アラタは施設から命懸けで脱走する。
初めて見る青空。
初めて味わう自由。
しかし、外の世界は機関の中以上に過酷だった。
金も、住む場所も、頼れる人もいない。
生きるためにアラタは遺跡狩人となり、危険な廃都市へ足を踏み入れる。
そこで出会う仲間たち、旧文明の遺産、そして世界の真実。
数え切れない敗北と挫折を経験しながらも、アラタは少しずつ戦う術を身につけ、自分だけの強さを見つけていく。
これは、“失敗作”と呼ばれた一人の少年が、仲間との絆と数々の経験を力に変え、やがて世界の運命を左右する存在へと成長していく物語である。