あらすじ

この戦国、名字が強い奴が強い。――なら、名字マニアが最強だろ。 名字マニアの会社員、趣味に殉じて過労死。――転生先は、琉球王家・比嘉家の三男だった。 そこは国の数が四十七もある戦国の日本。しかも国名は、全部「その土地でいちばん多い名字」。北の佐藤連合、関東の鈴木帝国、西の田中王国――どう見ても、前世で読み倒した都道府県別名字ランキングである。 この世界では名字が加護になる。名乗る者が多いほど強く、戦とは名前の奪い合い。そして俺は、王家に生まれながら姓紋を持たない「空紋」のハズレ王子。あだ名は茶殻の若様。ひどい。 だが、俺だけが知っている。名字の由来も、勢力図の裏も、姓に隠された「真名」も。そして空っぽの器に目覚めた力【重名】は――他人の名を重ねて名乗れる、理の外の規格外。 「名を奪われるということが、あなたにわかりますか」 ――ああ、わかるとも。だから俺は、奪われた名前を取り戻す側に立つ。 伝説の宝剣・千代金丸を提げ、没落王家のツンデレ姫と最強の幼馴染姫武者を連れて、名字マニアの天下取りが始まる。 ――名字マニアを、なめるなよ。

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小説を読もう2026/07/26
  • 現在の作品名字マニアの天下取り ~名字が国名の戦国で、俺は47の名を誉めて味方にする~