あらすじ
西暦二〇二九年。
平凡な高校生・高梨晴人の日常は、世界各地で発生する不可解な海難事故と、正体不明の巨大生物“怪獣”の出現によって崩れ始めていた。
怪獣は電力・通信・都市を選ぶように破壊し、人類文明を脅かしていく。それは偶然ではなく、未来から差し向けられた天敵だった。
混乱の中、晴人は白銀の髪と光の翼を持つ少女アシュレイ・ケイトと出会う。直後、空間が裂け、百九十年後の未来から来た時空戦略航行艦《ティアラ》が現れる。
未来では人類はすでに敗北し、百六十億の人口は三千万人にまで減少していた。生き残りは謎の敵に追われ、地下で息を潜めているという。
過去を変えるため送り込まれたティアラ。記憶を失ったアシュレイ。そして、何の力も持たないまま戦いに巻き込まれる晴人。
怪獣の目的は何か。ティアラに託された使命とは。そしてアシュレイの正体とは。
出会いは、滅びゆく世界の未来を大きく揺るがしていく。