あらすじ
十歳で故郷を失い、母を殺された少年・白野光哉。
五年後、治癒の力しか持たないはずだった彼は、名門・千櫻籙学院へ入学する。
だが、その身体には誰にも知られてはならない禁忌の力「闇籙」が眠っていた。
人々が崇める正神は悪を裁かず、世界から忌み嫌われる邪神だけが、彼へ静かに手を差し伸べる。
「私に選ばれし、最初の信者となれ。」
正義とは何か。
神とは何か。
そして、邪神とは本当に邪悪なのか。
少年はやがて、世界を支配する神々の真実へ辿り着く。
これは、邪神の第一の信者となった一人の少年の叛逆譚である。