あらすじ

目を覚ましたとき、“わたし”は自分が誰なのか分からなかった。 ここがどこで、どうしてこんな奇妙な身体になっているのかも思い出せない。 ただ―― 「お姉ちゃんに、なにかしてあげたかった」 その気持ちだけが、やわらかな残響のように胸に残っていた。 けれど、何をしてあげたかったのかは思い出せない。 お腹だけが、きゅうっとすいていく。 「……まずは、ごはん……探さなきゃ……」 むにゅむにゅと海を進むたび、水面には光の帯がのびていく。 その光が、地上の人々に謎の大規模発光現象として観測され、 世界のメディアは次々と報じはじめる。 やがて各国が警戒態勢をとり、ネットは大荒れ。 地球は、幼い妹のささやかな空腹と迷子の行動だけで混乱していく――。 忘れてしまった“お姉ちゃんのためにしたかったこと”は何なのか。 そして、人類に恐れられながら彷徨う少女は、どんな真実へたどり着くのか。 「小説家になろう」「ハーメルン」にも先行投稿しており、そちらは完結しております。

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カクヨム
カクヨム2026/07/26
  • 現在の作品国際ニュースで追われる私ですが、記憶喪失の妹です。ごはん探してるだけです