あらすじ
喫茶店「アルモニア」で働く、ごく普通のアルバイト店員・朝倉小春。
少し天然で、おっちょこちょい。
歌うことが大好きで、プリンには目がない。
そんな彼女の周りでは、なぜか不思議なことが起こる。
「そこ、さっきまで花瓶がありましたよね?」
「冷蔵庫の一番上、見ました?」
何気ない一言。
それだけで、店長が、刑事が、探偵が――
今まで見えていなかった真実に気づいてしまう。
彼女は推理をしない。
犯人を追いかけない。
事件を解決しない。
それでも、彼女と出会った人々は、いつしか名探偵になっていく。
彼女は今日も笑っている。
自分が誰かの人生を変えていることなど、何も知らないまま。
これは、一人の少女が"名探偵を生み出してしまう"物語。