あらすじ
ヒルチュテク帝国中央本部で武装偵察部隊に属するシノア・ヴェル―ヴェン軍曹は、隣国エヴァルトル共和国の国境線近くで斥候及び共和国軍の重要施設の占拠に励む。しかし、任務中にクチクラという泥と菌類でできた獣型や人型の化け物に襲われてしまい、シノアと一部の隊員以外は泥状の液体と化してしまう。
また、シノアも瀕死状態だったが、共和国軍のヴィストール・フォン・シュヴァイツに助けられ、なんとか帝国まで脱出。
シノアは帝国で治療を受けるが、仲間も失った責任と弟のリトイが亡くなった報せを受け、クチクラを討伐したいと願う。
ただし、シノアは泥や菌類に蝕まれていたため、蝕まれないための抑制神経装置エリシターニューロンを身体に組み込み闘うことになる。
その後シノアは不本意ながらも第七七師団に配属される。その師団は、帝国のつまはじき者や他国の捕虜が軍人として勤めている場所だった。女性軍人の捕虜であるクレイ・キルヒャーや中央本部から配属された素行に問題のあるゲイル・ベアと出会い、任務を全うしていく。
クチクラ討伐や日々の任務をこなしていく先で彼らを待ち受けている者は何なのか。
ダークSF×ミリタリー小説開幕!