あらすじ

小学生の白月フタバは、ごく普通の女の子。 ある日、学校の図書室で見つけたふしぎな古ぼけた本から、願いを叶える精霊・ルーゴを呼び出すことに成功する。 「どんな願いでも、ボクが聞いてあげるよ!」  期待に胸をふくらませるフタバだったが、ルーゴはどこかズレていた。  テストでいい点を取りたいと願えば、へんな答えを教えてきて、マラソンで一番になりたいと願えば速すぎて誰にも気づかれず、苦手な野菜を食べたいと願えば、給食全部がチョコレート味に。  お仕事で帰りがおそいお父さんとお母さんに早く帰ってきてほしいと、願っても、すぐ戻ってしまう。  願いがうまく叶わず、フタバは落ち込む。ついにはルーゴへ「いなくなっちゃえばいい」と言ってしまい、本当に精霊は姿を消してしまう。  精霊がいなくなってフタバは初めて気づく。願いを叶わなくても、ただ、一緒に笑って、一緒に失敗してくれる存在がそばにいてくれたことが、どれほど嬉しかったのかを。  精霊ともう一度会い、ちゃんと「ごめんなさい」を伝える。  ルーゴは、魔法がなくとも、フタバは自分で願いを叶えるためにゆっくりでも、進める力があること。 たとえ、願いが叶わなくとも、楽しく生活を送ってちゃんと大人になれる。うまくいかないことがあっても、自分の全てがダメだと思う必要はないのだとさとす。  フタバは、がんばることをルーゴと約束し、テキトーな精霊と過ごす日常を送るのだった。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/25
  • 現在の作品フタバと願いを聞いてくれる精霊ルーゴ