あらすじ
ある夏の日の朝
とある先輩と後輩は、なぜか朝早くからスーパーへ向かっていた。
目的は、季節外れの「鍋」
暑いからこそ鍋を食べたいと言い出す自由奔放な後輩と、文句を言いながらも付き合ってしまう先輩。何気ない掛け合いを交わしながら歩く二人の時間は、まるで昔から続く日常そのものだった
買い物を終えた帰り道、店先に飾られた七夕竹を見つけた二人は、それぞれ短冊に願い事を書いて吊るしていく
互いに願い事の内容は教えないまま、いつも通り笑い合い、並んで家路につく
夏空にそびえる入道雲
風に揺れる短冊
そして、誰にも知られない小さな願い
何気ない一日だからこそ愛おしい――
ふたりの日常を優しく描いた、笑顔と温もりに包まれる青春ショートストーリー