あらすじ
「おまえはオレの番になるしか道は残されてねえんだよ。わかったら、とっととうなじを噛ませろ!」
ツンギレ美形α×不憫な平凡Ω
下級Ωの律は友だちがひとりもおらず、中級αであるじつの両親からネグレクトを受けていた。
高校を卒業後、ひとり暮らしを始め、飲食店の厨房で正社員として働いていたが、ある日突然、恋人である上級αの蜜に手紙で別れを告げられてしまう。
よりによって蜜の魂の番は、律のじつの弟・大翔だったのだ。
挙句の果てに両親が闇金で借りた借金を肩代わりさせられてしまう。
億単位の金を払えないのなら臓器を売買するか、ゲイ向け風俗でα相手に身体を売るかの二択をヤクザから迫られ、一度は風俗で働こうと決意する。
童貞処女な律はアブノーマルなSMプレイに堪えきれず、自分をかわいがってくれた下級Ωの祖父とともにお参りをしていた稲荷神社へ逃げ込み、自殺をはかる。
呆気なくヤクザに捕まってしまう律。
すると鳥居が大量増殖する怪奇現象が起き、青い炎とともに白いきつねが出現する。
境内の中へ吸い込まれ、気がつけば、あやかしと人間の暮らす異世界に転移していたのだ。
言葉遣いも、態度も悪いが、根はやさしい上級αできつね妖怪で公安の天と出会う。
彼は律の魂の番だと主張し、急速に惹かれ合うふたりは、婚約する。
幸せな日々を送り始める律だったが、高飛びしたはずの両親や大翔、蜜までもが異世界にやってきてしまう。
さらにはヤクザとふたたび顔を合わせることになり……。
※注意※
差別、差別用語、希死念慮、ハラスメント行為、脅迫、器物損壊、犯罪行為、レイプ描写といった過激な描写、暴力描写が多々あります。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
残酷・暴力描写:*
性描写:※
この作品はfujossy様から転載しています。
2026年にfujossy様で開催されている『第六回 fujossy小説大賞』の参加作品です。
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