あらすじ
「どうも~たけしんです。今日も炭鉱夫やっていきます」
政府公認のダンジョン配信が当たり前になった現代。
竹岡進、配信名たけしんは、旧巌金山迷宮の低層で魔石を拾い、小金を稼ぐ底辺ダンジョン配信者である。
目的は名声でも冒険でもない。
一生遊んで暮らせる金が欲しい。ただそれだけ。
スキルは地味な『掘削』。
戦闘力はゴブリン一体ならどうにかなる程度。
二体同時に出たら当然逃げる。
だが、たけしんには一つだけ妙な特徴があった。
なぜかモンスターに狙われる。
そして、なぜか逃げ切れる。
ある日、いつものように金策配信をしていたたけしんは、持ち主不明のバッグを発見する。
中には大量の魔石。
思わず手を伸ばした直後、入口の方から悲鳴が響いた。
助けた相手は、人気急上昇中の美少女配信者・みゃー。
たけしんは彼女を助けた。
確かに助けた。
だが、その前にバッグを漁ろうとしていた姿も、配信にはばっちり残っていた。
救助の英雄か、火事場泥棒未遂か。
切り抜きは回り、コメント欄は荒れ、たけしんの名前だけが妙な形で広がっていく。
逃げる時は逃げる。
危ない時には配信映えより命を選ぶ。
視聴者に媚びすぎず、コメント欄に振り回されながらも、最後の一線だけは越えない。
ただし、金に汚い。口も悪い。真似してはいけないところも多い。
本人はただ小金を稼ぎたいだけ。
けれど不思議なことに、彼の周りには少しずつ配信者たちが集まっていく。
※本作では設定整理やアイデア出しの補助としてAIを利用しています。本文・構成は作者自身が執筆しています。