あらすじ
この国では、強さこそが価値だった。戦う力を持つ者ほど、人々から認められる世界。そんな中、王妃セレフィナ・アルヴェリアは、自身のユニークスキル【未来予知】によって、5年以内に国を滅ぼすほどの災害を知る。
その未来を変えるため、王国は古代魔法による異世界召喚を行う。
そして召喚されたのは、希少な【光魔法】を持つ少女。
と【保存】という、前例のないスキルを持つ少女。
しかし、この国では戦闘力こそが評価基準。
【保存】は「物を腐らせないだけの能力」と判断され、平民の倉庫系スキルと変わらないと馬鹿にされる。
帰る方法もなく、魔力も低い主人公は「役立たず」と呼ばれた少女は国王から条件を告げられる。
1.自分が召喚者であることを他者に話さないこと。
2.辺境のセレス村の領主になること。
3.出発後、王都へ立ち入らないこと。
与えられた場所は、貧しく小さな村。近くには危険な魔獣の森があり、誰も領主になりたがらない土地だった。
だが、主人公はそこで気づく。【保存】は、ただ物を残すだけの力ではないということに。誰も価値を理解しなかった力は、少しずつ村を変えていく。荒れ果てた土地は豊かな村へ。小さな集落は多くの人が集まる場所へ。
そして、いつしか世界中が注目する最強の村へ成長していく。