あらすじ

この世界で、「私と組もう」は、告白と同じ意味だ。  魔導銃は二人で撃つ。神経を繋ぎ、記憶も痛みも感情も晒し合って、初めて撃てる。だから誰と組むかは、誰に心を明け渡すかということ。――軽々しく、言えるわけがない。  なのに私とあいつは、ソロで無敗を張り合う好敵手のくせに、撃ち合うたびに思い知る。  こいつと組めば、無敵だ。  八発撃っても、一発も当たらない。当てられないんじゃない。あいつには、当たらない。私の弾を、撃つ前から読みきるから。読めるってことは、合わせられるってこと。私たちが誰にも負けないことを、二人とも、とっくに知っている。  それでも、あいつは今日も上から笑う。 「あんたが“組みたい”って言えば、組んであげてもいいけど?」  その“あげる”が、癪に障る。だから絶対に、私からは言ってやらない。  ――そっちこそ。なんで一回も、自分からは言わないわけ?  撃ち合うことでしか、好きだと伝えられない。  魔導銃異世界SF×こじらせライバルツンデレ百合、開幕。

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カクヨム
カクヨム2026/07/25
  • 現在の作品魔導銃の共同狙撃は告白より重いので、無敗のライバルに「組みたい」だなんて言えません!