あらすじ
【お仕事×ハードSF】半機械化サイボーグの開拓屋と、一癖も二癖もあるAIたちが挑む、胃の痛い(?)宇宙開発プロジェクト!
公団の認定フリーランス・アランは、自身の体ローン返済と一発逆転をかけ、オークションで破格の宇宙ステーション『アストラ』の再起動権利を落札する。
「ハズレ空域」と嘲笑されながらも到着した現地で、システムは見事なオールグリーン。
「勝った! これで人並みの老後が手に入る!」と歓喜するアランだったが……
――翌日、現場に踏み込んだ彼を待っていたのは「データ上は正常稼働」と嘘をつき続ける、ツギハギだらけのポンコツ施設だった!?
欠陥だらけの負債インフラ。
届かない補修パーツ。
本部の理不尽なマイルストーン。
人間味あふれる母艦AIヒナギクや、職人肌のテッセン、極度のアラート派アザミら個性豊かなAI部隊とともに、アランは油とハンダにまみれた泥臭い現場仕事へ立ち向かう!
これは、帳簿上の楽園に騙された男とAIたちが織りなす、泥臭くもリアルな宇宙再建の記録。