あらすじ
ワガママの限りを尽くしたせいで婚約者から婚約破棄された挙げ句追放された令嬢、ルイズ・フランソワーズ。
追放された先は、異世界と現代を繋ぐコンセプトカフェ「なろうず・どりぃむ♪」!?
癖の強い同僚たちと共にコンカフェの仕事を通じて「オタク」の相手をしていくうちに、悪役令嬢は人の心を知って「奉仕の心」が芽生え始める。
という話なのだが、コンカフェで働く嬢には様々な事情がある。
特に異世界からおきゅいんしてくる奴らなのだから癖強で当然だ。
まあ、大概はルイズと同じく追放された奴なのだが……
同僚には「長寿すぎて世界の全てがつまらなくなったから来たあらあら系竜族」やら、「パーティを追放されたポンコツ錬金術師」やら、「勇者に負けた元魔王女」やらばかり。
そして店長は「転生勇者だったけど魔王倒して引退したおっさん」、ボーイは「転生して無双した結果、やることが無くなった青年」
「変なやつしかいませんわー!」そんな声を上げながら主人公は仕方なく「なろうず・どりぃむ♪」で働き始める。
SNSの使い方や、チェキのサービス精神、ドリンクのおねだり、生誕祭のプラン考案やデート権の販売、あらゆる方法でオタクから搾り取り、満足させる。そんな方法を学んでいきながら、段々とコンカフェの仕事の本質に気付いていく。
これは搾取ではない、夢を売っている。そうでなければいつかボロが出て見限られる。それはかつての自分と同じだ、そして「何かを与えられたからには相応の見返りが必要だ」と。
それはワガママの限りを尽くしていた悪役令嬢の主人公にとって抜けていた考え方だった。
彼らは金を払っているのではない。ただ、ここで過ごす時間に価値を見出しているのだと気付く。
オタクたちとのスキャンダル(た〇きでの悪評や贔屓専売etc.)を乗り越え、ギブアンドテイクを学び、最後には奉仕の心に気付き始める。
そんなコンカフェで繰り広げられるドタバタな改心と成長の物語。