あらすじ
220歳のエルフ・ネルネは、福島市の小さな商社で働く派遣OL。
人間の料理は脂っこくて重すぎる。
だから毎日、外国製のケミカルグミだけで生きている。
そんなある日、
スーパーのお菓子売り場で出会った一箱の知育菓子。
箱いっぱいに描かれた虹色のトロトロ。
その瞬間、彼女は確信した。
「――故郷の主食《虹色樹液》だ。」
しかし帰宅して箱を開けると……
中に入っていたのは粉。
しかも自分で作るタイプ。
説明書を読まずに水をドバドバ入れて大失敗。
完成したのはシャバシャバの紫色スープ。
……なのに。
その人工的な甘酸っぱさは、
故郷で毎日食べていた虹色樹液そのものだった。
「これ……正しく作ったら神の味なのでは?」
知育菓子を異世界グルメとして全力で味わう、
ちょっとフェチで、かなり飯テロな異文化コメディ。