あらすじ

王国最大の英霊墓地を代々管理するグレイヴェル伯爵家。 その一人娘リコリスは、英霊と会話し、彼らの加護を王国へ届ける唯一の墓守だった。 しかし、第三王子レオニスは墓守を「死人にしか好かれない気味の悪い女」と蔑み、未来視の力を持つ男爵令嬢の予言を信じて婚約を破棄する。 「過去に縛られる者など不要だ。これからは未来だけを見ればいい」 王家もその判断を支持し、リコリスにはこれまで通り墓守だけ続けろと言い放った。 ――なら、もう王国を守る理由はありません。 英霊たちに深く愛されていたリコリスは、彼らへ静かに告げる。 「皆さん。もう王国を守らなくて大丈夫ですよ」 その瞬間、建国以来続いてきた英霊たちの加護は王国から消え去った。 一方、霊体魔法を研究する若き天才魔導師だけは、墓守という仕事を誰よりも尊敬していた。 二人は協力して英霊をこの世へ顕現させる術を完成させ、王国最大の危機へ立ち向かう。 これは、「死人にしか好かれない」と蔑まれた少女が、歴代英雄すべてに愛され、新たな王として迎えられるまでの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/25
  • 現在の作品「死人にしか好かれない女」とは婚約破棄ですか?では、歴代英雄の皆さんと王国を見捨てます。