あらすじ
底辺テイマー×戦国武将の兵法=最凶の処刑人、爆誕!?
魔法適性ゼロの青年が、知略と和風トラップで格上モンスターを容赦なくハメ殺す! 配信切り忘れから始まる、ドン引き&熱狂の下剋上無双譚!
現代日本。西洋モンスターが蔓延る大宮ダンジョンで、底辺職【テイマー】として蔑まれ、荷物持ちとして日銭を稼いでいた青年・太田佑(おおたたすく)。
彼はある日、雇い主のエリートパーティに囮として見捨てられ、絶対的な死の淵に立たされる。
しかし、命が尽きかけたその瞬間。彼の脳内に『前世の記憶』が堰を切って流れ込んできた。
それは、戦国の泥濘を軍犬と謀略で生き抜いた稀代の戦術家――武州の英傑・太田資正の魂だった。
同時にシステムバグが発生し、佑の職業は未知の【妖将】へと変貌を遂げる。
「戦場の基本は、敵の目と足を奪うことだ」
佑は派手な魔法など一切使わない。
気弱な無能を装いながら、管狐、塗り壁、土蜘蛛といった極小の『妖怪』たちを使役し、索敵・分断・同士討ちといった泥臭くも圧倒的に合理的な和風トラップをダンジョン内に構築していく。
そして、地形ごと敵をハメ殺し、無駄のない実戦剣術で的確に急所だけを穿つ。
だが、彼には一つだけ致命的な誤算があった。
逃げ出したパーティが、ダンジョン配信用のドローンカメラを『切り忘れ』ていたことだ。
『なんで泣き叫びながら、瞬き一つせずに急所えぐってんだよ!』
『サイコパスすぎワロタwww 完全に狩りを楽しんでるだろ!』
『タワーディフェンスの実況見てるのか俺は?』
怯えて逃げ惑うフリをしながら、背後で凄惨なトラップキルを量産するその狂気的なギャップは、瞬く間にネットワークを駆け巡り、世界中の視聴者をドン引きさせると共に大熱狂させていく。
本人の与り知らぬところで『泣き虫の処刑人』として社会現象レベルのバズを巻き起こす佑。
彼はその異常性に目をつけたマッドサイエンティストなギルド受付嬢とズブズブの共犯関係を結び、倒した敵の魔石で妖怪たちを凶悪に育て上げていく。
すべては、大宮ダンジョン深層で呪いを受けた最愛の姉を救うため。
エリート探索者たちが魔法でゴリ押しする現代ダンジョンを、戦国の亡霊が血みどろの「築城術」で蹂躙する、痛快・ハメ殺し無双ファンタジー、開幕!