あらすじ
2036年1月3日――。
人類が開けてはならない扉、地下深くに封印されていたFMウイルス。
それが解き放たれた時、人類の歴史は終わりを迎える。
たった数か月で世界は終末を迎えた。
崩壊した国家。消えた日常。人を襲う感染者。
主人公・不動健一が耳にしたのは、一台のラジオから流れる緊急放送だった。
「ただいま、日本国内で大規模感染が確認されました。」
海外のニュースで何度も見せられてきた"地獄"が、ついに日本でも始まる。
病院には、病弱な妹が一人取り残されていた。
「必ず迎えに行く。」
その約束だけを胸に、健一は崩壊した街へ飛び込む。
しかし、彼を待っていたのは感染者だけではなかった。
命を預け合える仲間。極限状態で露わになる人間の本性。
裏切り。絶望。そして、わずかな希望。
なぜFMウイルスは生まれたのか。
なぜ感染しない人間が存在するのか。
本当の敵は感染者なのか、それとも人間なのか。
散りばめられた伏線が、物語の中で一つにつながる。
これは、最後まで「生きる」ことを諦めなかった人々の物語。
【読者の皆様へ】
本作は、YouTubeで作製するAIアニメ動画『Still Alive ~人類崩壊パンデミック~』の制作を前提に執筆している作品です。
伏線を多く含む長編ストーリーとなっており、『FMウイルスの正体、感染の仕組み、感染しない人々の謎』等々は、物語が進むにつれて少しずつ明らかになります。