あらすじ

秋葉原の路地裏にひっそりと佇む、正統派メイド喫茶『白百合亭』。  そこで働く新人メイドの乃木亜未莉(のぎ・あみり)は、容姿端麗、所作も完璧な名門校の特待生……というのは表の顔。  実態は、不注意で割ってしまった由緒あるアンティークのティーポットの代金「200万円」を返済するため、東京都の最低賃金で身を粉にして働く没落名家の末裔である。  白百合亭の平穏なティータイムをこよなく愛する亜未莉。 しかし、そんな彼女のささやかな日常を、警察すら手を出せない悪知恵の働くストーカーや、法を盾にして弱者をいたぶる理不尽な悪党たちが脅かそうとしていた。 大切な後輩やお店に危険が迫ったとき――亜未莉は制服の首元のボタンを二つ、静かに外す。 「お話は、それだけですか?」  お盆を盾にし、箒を薙刀のように振るう。  明治の英雄の血を引く彼女にとって、悪党を圧倒的暴力(物理)でねじ伏せることは、余分な枝葉を切り落とす『華道の剪定』と同じことだった。 「剣山の上でなくてよかったですわね」  これは、一人の最強お嬢様メイドが、理不尽な悪を涼しい顔で完膚なきまでに叩き潰していく痛快な日常記録。  やがて彼女は、路地裏で特大ハンバーガーを頬張っていたところを、頭脳明晰な「ある少年」に目撃され、運命的な共闘劇へと巻き込まれていくのだが――それはまた、別のお話。 ※圧倒的な物理制圧で悪を成敗する、ストレスゼロの勧善懲悪アクションです!

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カクヨム
カクヨム2026/07/25
  • 現在の作品メイド乃木亜未莉の優雅なる蹂躙~「剣山の上でなくて良かったですわね」由緒正しき最強メイドは今日も物理で悪党を剪定する~