あらすじ
人族であるリジィは、幼い頃、狼獣人の国であるシェラン国へ両親に連れられて来た。家が没落したため、リジィを育てられなくなった両親は、泣いてすがるリジィを修道院へ預ける事にしたのだ。
実は動物アレルギーのあるリジィには、シェラン国で暮らす事が日に日に辛くなって来ていた。子供だった頃とは違い、成人すれば自由に国を出ていける。15になり成人を迎える年、リジィはシェラン国から出ていく事を決心する。しかし、シェラン国から出ていく矢先に事件に巻き込まれ、シェラン国の近衛騎士に助けられる。
二人が出会った瞬間、頭上から光の粒が降り注ぎ、番の刻印が刻まれた。狼獣人の近衛騎士に『私の番っ』と熱い眼差しを受け、リジィは内心で叫んだ。『私、動物アレルギーなんですけどっ! そんなのありーっ?!』
※アルファポリスにも投稿している作品です。読みやすく、少し改訂しています。