あらすじ
2020年、新しく発見されたウイルスによるパンデミックが収束した後、世界各地では多種多様な造形をした謎の建物が出現した。その建物はダンジョンと呼ばれ、その建物の内部には地球では見たこともない生物、モンスターが存在することが判明する。各国はダンジョンの対処に苦戦するも、次第に事態の沈静化に成功していった。その一連の出来事から、十年の時が過ぎた2030年、ダンジョンを探索する者は『探索者』と呼ばれ、世界中の人々の憧れの職業となっていた。探索者にはランクが付けられ、上位ランクのAランクは権力や財力などが集中する、まさに新世界のエリートと呼べる存在と言えた。そんなAランクよりも上のランク、到達者とも呼ばれるSランク探索者である佐藤智一はその称号とは不釣り合いで平凡な高校生活を送っていた。どこか変わり映えのない世界をほどほどに楽しんでいた智一であったが、ある日、クラスメイトであった神崎花音を誘拐から救うと、平凡な日常は一気に非日常へと変わっていく。※この物語はフィクションです。物語に登場する人物、団体、名称は全て架空のものであり、実在する者とは一切かかわりがありません。