あらすじ

「魔王を封じた宝石を、魔術師の塔から奪還されたし」――聖燈教会の依頼は、どう見ても眉唾だった。ただし報酬だけは大真面目。着手金六百、成功報酬一万八千。相場の、まるまる二十倍。 金欠の冒険者四人――現実家の剣士レン、皮肉屋の魔法使いイルザ、軽口の斥候トト、教会育ちの神官ダン――は、まんまと釣られて辺境の村へ向かう。 村人は怯えて口を噤み、酒場の親父の忠告は「死ぬぜ」の一言。村外れの森にそびえるのは、窓ひとつない灰色の塔。挑んだ者は誰一人帰らないという、生還者ゼロの〈トラップタワー〉。 だが、塔の奥で四人が見つけた記録には、こうあった。 ――過去の侵入者、五十七名。死亡記録、ゼロ。 誰も帰らない。なのに、誰も死んでいない。消えた冒険者たちは、どこへ行った? 罠だらけの塔の主・ノイ=バウテンとは、何者なのか? そして、「早く逃げて」と囁く幼い声の主は――。 ※自作CardWirthシナリオ『最終兵器』のセルフノベライズです

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カクヨム
カクヨム2026/07/25
  • 現在の作品最終兵器 ――トラップタワーの『罠』――