あらすじ
君は運命を信じるだろうか。
人はいずれ死ぬ。それは明日かもしれないし、今日かもしれない。なんだったら、今この瞬間かもしれない。
たかが一つの終わりを迎えたとしても、世界は劇的には壊れない。
世界では、今この瞬間も数えきれないほどの終わりを迎えている。空が裂けるわけでもない。大地が沈むわけでもない。
ただ、昨日まで確かに続いていたはずの連続性が、ある瞬間を境にぷつりと途切れる。それだけだ。
もし君が、自分の人生よりも大切な人を突如として失った時、君ならどうするだろうか。もし、その命を救うことができるとするのならば。