あらすじ

頼みを断れない自分は「優しい」んじゃない。断る勇気がないだけの「偽善者」だ。 自分のことがずっと嫌いだった。 寒いくらいの社会科準備室。放課後の居残りで一緒になったのは、普段は目立たないクラスメイトの高橋久美子だった。 はっきりと自分の意見を口にする彼女に最初は戸惑う琢磨だったが、会話を重ねるうちに、彼女が誰よりも自分のことを見つめてくれていたことに気づいていく。 「良い奴」止まりの僕と、素直になれない君。 オレンジ色の夕刻、ふたりの「好き」がそっと重なる――。

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カクヨム
カクヨム2026/07/24
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